「Dunwoody 子育て体験記」(5/10/2004)
■保育園探し
保育園探しをし始めたのは、昨年(2003年)2月でした。ご近所の方から聞いた近所の教会系の保育園2つは既 に一杯で、秋の入園のwaiting listになら載せてもらえると言われました。秋まで待てないため、私達は他の候補を探しました。
まず、Realpages.comで住所から検索し10園前後リストアップし、mapquest.comで地図を確認。そこから毎日 通える近い保育園だけに数をぐっと絞りました。Southさんより教えて頂いた「GA州推薦のlisting」のWEBサイトも見て、inspectionなどの情報も確認しました。
次に、各園に電話しました。片言英語の私には、特に電話での情報収集が大変だったのですが、さらに4園に絞りアポを取って見学に行きました。 実際に自分の目で見たものの、条件もそれぞれ異なったため、かなり悩みました。最終的には、Cross and Crown(http://home.earthlink.net/~crossandcrownschool/Welcome.html) という教会の保育園に決めました。この園はGA州 listingの中にも含まれていました。
ご近所の日本人の方から、以前お子さんが通っていて良い所だったと聞いたので、それも決め手になりました。 引越し後の現在は、Primrose School(http://www.primroseschool.com/)というチェーンのDay Care Centerに通っています。
-Real Pages.com
-Map Quest.com
-GA州 listing
-Cross and Crown
-Primrose School
■門戸の広いアメリカ
こちらでは仕事を持たないお母さんが、早くから子供を預けることも多いようです。それが可能なほど、保育園の数も多く空きもありますし、カルチャーも違います。あるお母さんは、「兄弟が出来た ので、仲良く分けるの(Shareするの)を学ぶために通わせている」と話していました。
Dunwoodyでは、私が知るだけで車で5〜10分くらいの距離に7園ありました。調べていた2・3月の時期で、一杯でしたが他5園には空きがありました。日本で、産後復帰するために1歳前の娘を 保育園に入れるため、市役所に何度も通って空きを調べたりして大変苦労した経験がありました。1歳前と2歳半の年齢によって受け入れの枠は違うと思いますが、保育園が沢山あり空きもあって選べる状況だったので、驚 きました。
英語に関してですが、入園時は娘が話せない・分からない点について心配しましたが、どちらの園でも「何かあったときは親からの説明がいるが、それ以外は全然問題はありません」と快く受け入れて もらえました。現在では、話せはしないものの、先生の言うこともだいたい分かるようですし、分からない時は他のお友達の行動をまねしたりして理解できているようです。子供の吸収力は目を見張るものがあるので、楽し く通い始めてくれさえすれば後は心配無用です。今では娘も、ふとした会話の中で覚えて来た英語を、私の真似できない良い発音で披露してくれています。
■保育費
値段は、園によって様々です。見学した4園の中でも、実際月額250ドルの所もあれば1,000ドルを超える所もありました。プログラムが、週2・3・5日や半日〜一日など色々あるので、それで調整もできると思います。
支払いは、前の園も現在の園もcheck(小切手)なので、checが通常のようです。だいたい、monthly/weeklyまたはdailyに分けて支払うことができます。園によって多少条件は違いますが、計画的に長期間お休みする場合は、その分を差し引いて支払えます。日本の認可保育園では、休もうと休まなかろうと 月額分として支払っていたので、それよりずっと融通が利きます。保育費以外には、入学時や学期初めに別途申し込み料(registration fee)がかります。
■入学に予防接種が必要
入学手続き時に、ジョージア州の法律上、予防接種の証明書の提出が必要です。前の園で手続きした際、Dekalb County Health Departmentを紹介されました。日本の保健所のようなところなのでしょうか。ホームドクターも見つ けてなかったので、そこへ行き注射を受けさせました。証明書はその場で発行してもらえます。費用は、実費で証明書も含め確か38ドルだったと思います。
2歳半の娘が受けた注射は4本でした。
1)Diphtheria(ジフテリア)・Tetanus(破傷風)・Pertissi(百日咳)
2)Haempophilus Influenzae Type B(Hib ) (血友病B型インフルエンザ)
3)Hepatitis B(B型肝炎)
4)Measles(麻しん・はしか)・Mumps(おたふく)・Rubella(風しん・三日はしか)
家に帰ったらタイラノールを飲ませるように言われ、飲ませましたが2・3日ちょっとお腹がゆるかったり多少体調の変化はありましたが、大熱が出る事もなく大事には至りませんでした。公の施設だと思いますし、歯医者も同じ建物内にあったので他の機会にも利用できるかもしれませんので、一応住所も書いておきます。 ホームドクターが決まれば、そちらに相談されても良いと思います。
Dekalb County Board of Health
North Dekalb Health Center
3807 Clarmont Road, NE Chamblee, Georgia,30341-4911
tel: 770-454-1144
月〜金曜日(木曜日を除く):8:00-17:00
木曜日:8:00ー19:00
注)予防接種の受付は15:30まで
■先生へのプレゼント
こちらには、学期末・クリスマスの際に、お世話になった先生方にお礼のプレゼントをあげる習慣があります。
前の園にて昨年5月末、他のお母さんに聞いみたところ、「去年もしたし今年もお世話になったので今年もするつもり。費用は10〜15ドル位だ」と教えてくれました。その方は、昨年はNicolodian(子供番組)のneatな本をプレゼントしたそうです。一般的なようで、昨年の5月末の学期末もクリスマスの際も、花束やちょっとした包 みのプレゼントなど、何かしらプレゼントを贈っている人が多かったです。私は、写真を一杯飾るのが好きな人が多いと思い、10ドル前後の写真たてと、日頃伝えられない感謝の気持ちを込めたThank you cardを担任の先生2人にプレゼントしました。
■カルチャーの違い
色々な場面で、アバウトな文化を感じることがあります。保育園に限らずですが、こちらでは知りたい情報は、聞かないと得られません。日本の保育園で、毎日の持ち物や休む時の連絡方法など、こと細かな情報を紙でもらうことになれていたので、最初は戸惑いました。紙でのお知らせがない訳ではありませんが、置いてあるのを自分で取らないと知らないで終わるケースもあります。現在の園でのことですが、悪天候の 際の休園の連絡方法のお知らせの紙がフロントデスクに置いてあったのに、それを知らなかったお母さんは、雪の日に登園してしまったそうでした。
日本のようにきっちり全員に行き渡るようにはなっていません。そういう点がアバウトだと感じる所でしょうか。私も、日本にいた時の様にきっちり運ぼうとして当てがはずれ、どっと疲れてしまう場合があります。
寄付を募るのもカルチャーの違いです。前に通っていた園では、約2ヶ月間で3回ありました。
-イラク戦争に赴いているアメリカ兵士の犠牲を園の子供達に教え彼らにcalling card (テレフォンカード)を送る為
-地域の病院にいる恵まれない子供の為
-PTA主催の先生方への感謝会の為
驚きましたが、娘が何か学んでくれるだろうと、心ばかりの金額を先生へ寄付しました。後日、病院への寄付については、600ドル近くに上ったと園からのお便りに書かれていました。
当時は教会の園でしたので、キリスト教の精神で寄付を募るのだろうと勝手に理解していましたが、現在の園でも、缶詰食品や靴下など、主に物で寄付を募ることがありますし、園でのイベントで得 た利益は提携の財団に寄付されています。保育園だけではなく、こちらの公立小学校でも寄付が募ることがあるようなので、一般的なことのようです。
■国際色豊か
当たり前ですし、国際色豊かという言葉で上手く語れませんが、アメリカの縮図がここにあると言った感じでしょうか。前の園にも今の園にも日本人のお子さんはいませんが、今の園には娘と同じ年齢だと2人アジアのお子さんがいます。驚くことに、前の園では、2歳児にも週1度20分のスペイン語のクラスがありました。
そんな中でも、娘が前の園にて持参していた日本食のお弁当は、やはり珍しいようでした。お箸を使う様も珍しく、娘は他の子供達の注目を浴びていたようでした。
英語は話せないなりに、娘はうまくお友達と仲良くやれているようです。この年齢だと、あまり言葉の壁はないかのようです。幸運なことに、今のところ差別等も感じたことはありません。差別ではありませんが、友人のお子さんが、お友達に乱暴されたか何かで園に行くのを嫌がったので転園されたら、楽しく通いだしたと聞きました。先生に言うのも良いかと思いますし、いっそ転園してしまうのも良い手かと思います。
■バースデーパーティー
現在の園のお友達から、娘も一度バースデーパーティーに招待いただいたことがあります。こじんまりとした、バースデーパーティーの企画もやっている子供用品店で行われました。
ダンボールで出来た大きな家があって中にはいれたり、布製のバックに色塗りや飾り付けしたり、クラフトで遊べるようになっていました。 出来上がったバックはもらって帰れました。会費はなかったのですが、大人も子供もピザ、ジュース、そしてバースデーケーキが出ました。
最後は、お待ちかねのプレゼント披露でした。行く前に日本人のお友達から、見栄えのいい大きな物がよく、値段は20〜25ドル前後と聞いていて、そこまで高額なものにはなりませんでしたが、大人でも両手で一抱えする位の大きなプレゼントを用意しました。
他のお子さんも、みんな同じくらい大きなものを準備していたので、正解でした。披露は、大胆にビリビリッと包装紙を破き、山のように積まれたプレゼントを全部開けていて、アメリカらしいバースデーパーティーを経験させてもらえました。
■2つの園に通ってみて
先生については、前の教会の保育園の方がベテランでアットホームな感じがしました。
現在の園は、たまたまかもしれませんが、入れ替わりが少し多いです。娘自身の方に先生の好き嫌いが多少ありますが、どの先生も優しく対応してくれています。
(私の好き嫌いと一致するので、私の気持ちが伝わってしまっているのかも知れませんが。)
ランチについては、前の園はお弁当持参でした。現在の園は給食がありますが、特に缶詰の野菜やフルーツが娘の口には合わないらしく、家に帰って来てからまた食べています。
アメリカ人のお子さんでも「口に合わなくって食べないのよ」と話しているお母さんもいます。 制度としては、書類での情報ももシステムも、チェーン系の現在の方がより明確な感じがします。
どちらの園もですが、とにかくイベントが豊富です。イースターではエッグハントをしたり、ハロウィンでは仮装したり、クリスマスではクリスマス会があったり色々あります。
忙しく出掛けて行っては、お子さんをムービーに写真に収める姿は日米変わりありません。
子供を通して、親もアメリカ文化に触れられる機会になっています。
以上、長くなりましたが、お役に立てば幸いです。
Naka