家族の生活
子供の学校、保育

(出典: エモリー大学ゴイズエタ・ビジネススクールwww.bus.emory.edu/japan/index1.html)
米国では、生後3ヶ月にも満たない赤ちゃんの頃からデイケアセンターに入っている事は珍しいことではありません。また、日本と違って、外で子供達が自由に遊んでいるという光景がほとんど見られませんので、親としては、安全な場所でたくさんのお友達とのびのびと遊ばせてやりたいと、多くの方が望まれていることと思います。

当地には、プレスクールやデイケアセンターが日本以上に目につきます。経営しているのは、公立、私立、教会とさまざまですが、預ける時間帯、日数についてもバラバラです。共稼ぎ家庭の多い米国ですが、入園は母親が働いていなくても全くOKです。現地の施設に預けていらっしゃる日本人の方もたくさんいますが、もしどこかに入園を希望される場合は、早めに数ヶ所見学されるといいと思います。子供にとっては、同じ英語を話す人でも、先生の印象等によって極端にイヤがったりすることもありますし、園内の設備、体制等も重要なことかと思います。また、入園を希望する場合も、すでに定員に達していてすぐに入れない場合もありますし、待ち状態が意外と長引くこともありますので、早めに予約を入れたほうがいいかもしれません。あらかじめ家探しをするなら、その時に学校、幼稚園を見ておけば、すぐに入れる可能性が大です。

また、日本人が経営するデイケアセンターであるウインタースチャペル幼稚園(Tel. 770-394-3242)は、エモリー大学周辺からは少し離れた(高速道路を使って20分程度)Doravilleという所にあります。1才から入園可能で、クラスは5クラスからなります。園児は日本人の子供だけでなく、アメリカ人、中国人、他いろんな国の子供たちがいますし、先生も日本人アメリカ人の先生方がいて、言語、遊び、音楽などを通して両国の文化を自然にとりいれながら生活しています。便利な点は、やはり子供も母親も含め、言葉の心配がないので先生と充分にコミニュケーションがとれることと、帰国後もあまり違和感なく日本の集団生活に入れるのではないかということです。預ける時間帯も自由に選択(朝7時30分から夕方5時30分まで)でき、Hourly、Daily、Weekly、Monthlyと個人の都合に見合った方法を選択できます。ただし、ここもクラスによっては待ち状態がかなり長い状況になっています。

さらに、埼玉県内に大学を持つ聖学院グループは、アトランタに幼稚部(3−5才)、小学部(1−6年)、中学部(1−3年)を開設しています(Tel. 404-231-9699)。ここでは、日本語による、日本の文部省規定のカリキュラムが実施されるとともに、ESL専門教師による英語教育や現地校との交流も行われています。一定期間以上の在校生には帰国時系列校への編入推薦が与えられるようです。

いずれにしても、子供の性格に見合った、精神的に負担のかからない施設や学校を、親が選択してあげるのが一番いいと思いますので、なるべく早く、両親と子供がそろって数ケ所見学されることをお勧めします。

-幼稚園、日本人学校、塾...


小学校入学体験記
アトランタへ来た当時、長男は小学校4年生、長女2年生、次女1年生で、英語は全然理解出来ませんでした。現在は現地校(Cobb County Sope Creek Elementary School)へ楽しく通っていますが、アトランタへ来てから一番悩んだ事は子供の教育問題でした。

日本にいる時にいろいろなソースから知り得た事は、現地の公立校は区域制度を取っていること、地域、または同じ地域でも学校によって程度にかなりの違いがあること、外国人を受け入れる体制(ESOL- English to Speakers of Other Languages等)にも学校によってかなりの格差があること、アトランタには日本人学校(聖学院アトランタ国際学校)と日本人補習校(ジョージア日本語学校)があること等でした。しかしながら、各小学校の具体的な情報となると殆ど得られませんでした。エモリーに問い合わせても、『小学生の子供がいる留学生の事はこれまで聞いた事が無いので、役立つ情報は殆どないと思う』との返答しか得られず、結局アトランタへ来てから自分で調べるしかない状況でした。この苦境から救って戴いたのは、アトランタの日本人補習校(ジョージア日本語学校)を訪ねた際に偶々知り会った駐在員の方々と、まだ日本にいた時に偶々御紹介されたアトランタに10年以上も滞在されている日本人の方でした。

結局、子供の通う学校を決める際、大雑把に3つの選択肢が残りました。エモリー大学近辺の現地校、アトランタ郊外の現地校、日本人学校の3つです。エモリー大学近辺の現地校の場合、ビジネススクールへの通学には便利ですが小学校の環境に不安がありました。アトランタ郊外の現地校は小学校の環境が非常に良いのですがビジネススクールへの通学にはかなりの負担となります。日本人学校は子供の精神的負担が少ない点で良かったのですが学費が非常に高いことが問題でした。其々に一長一短があり非常に迷いましたが、最終的にはアトランタ郊外の現地校に決めました。

長男はこちらの学校で5年生に相当する年齢でしたが、日本人の経験者や現地校サイドと相談した結果、英語が判らないというハンデと1年後にMiddle School(6年生から8年生)へ行かせるのはかなりハードという判断から、4年生へ編入することにしました。娘達はそのまま2年生と1年生へ入れました。アメリカの学校は相談すれば柔軟に対応してくれます。Sope Creek Elementary Schoolはジョージア州でも非常に評判の高い学校です。日本人在校生も十数名いて、日本文化に対する理解も高い学校の一つと言われています。実際その通りで、現在私達は非常に満足しています。しかし、子供たちが学校へ通い始めた当初は本当に大変でした。英語が判らない上に、学校のシステムが日本と全く違うため、子供たちは精神的に拒否反応を起こしてしまいました。特に下の2人の娘はショックがひどく、1カ月以上も登校拒否に近い状態が続きました。現地校を諦めて日本人学校への編入を真剣に考えていましたが、色々な方に助けて頂いて何とか乗り越える事ができました。特に有難かったのは、現地校サイドが一生懸命に私達のことをサポートしてくてくれたことです。担任の先生は勿論、ESOLの先生方、カウンセラー、副校長先生、最後には校長先生もミーティングに来て下さる様になり、いろいろなアイデアを出して子供たちが学校へ来られるように協力して下さいました。また、同じクラスの子供達も随分良くしてくれました。

子供達には本当に苦しい経験をさせてしまいましたが、それを乗り越えてくれた今は、この経験をきっと将来生かしてくれるに違いないと期待しています。 子供の教育を考える際、子供の性格や気持ちをよく理解することは第一ですが、母親の精神状態は小さい子供に直結しますので、母親の状況を十分にケアすることが非常に大切です。アメリカ文化の未経験者にとって、学校からのレターや学校の恒例行事など、1人ではとても手に負えないことだらけです。子供のことや学校のことを相談できる人が周りにいないと精神的に追い詰められてしまう危険がありますので、忙しくて当てにならない父親以外に相談出来る方々がいる環境が是非必要だと思います。私達は、幸運にも、同じアパートに同じ年頃の子供がいる日本人駐在員の方が数家族おられ、随分助けて頂きました。また、子供達の宿題が結構毎日あるため、アメリカ人の家庭教師に来てもらうようにしました。その方は日本人を教えた経験が豊富な方でしたので、色々な面で助かりました。

こちらの小学校は日本とあらゆる面で違います。1クラスの人数は二十数名くらいで、先生との関係が緊密です。学校の先生は自分の教室を好きなように装飾していて、クラスの特徴を演出するようにしています。クラスによって授業内容も結構違うようですし、科目によってはレベル別の授業もあります。休み時間は昼食後のみ1回で、昼食はカフェテリアでバイキング形式(アイスクリームもある)のため、学年やクラスによって時間がバラバラです。日本にくらべて特に良い点だと感じるのは、先生が子供達の長所、努力、貢献を非常に大切にして、皆の前で評価することです。本当にものすごく大げさに誉めますが、子供達は素直に喜んで受け止めます。アメリカ人のおおらかで楽天的な気質はこういうところから育まれているように思われます。

私達が住んでいる所は大変教育熱心な地域のようです。親が学校の色々な行事やボランティア活動に積極的に参加することは当然といった雰囲気で、学校サイドもそれを前提に色々な催しを行います。従い、私達も自然と学校の活動に多く参加することになっていますが、それによってアメリカの素顔の一部に触れることが出来ているように思います。このように、子供を現地校に入れることは、子供にとっても親にとっても得られることが多くあります。しかし、大変な困難を伴うことでもありますので、色々な問題を想定した次善の策を考えておく事が大事です。それには、家族の間で良く話し合い、経験者や有識者の意見を多く聞く事が必要だと思います。
<伊左治 02>


体験談:Kindergarten
私たちは1999年9月時点で5歳だった長男、3歳だった長女の二人をグレンスクールに入学させました。(長男は日本で一学期だけ幼稚園(年中)に在籍経験あり、長女は日本での幼稚園保育園経験一切なし)。我が家の場合、車を2台所有する経済的余裕がなかったため、必然的に現地校を選ばざるを得ませんでした。

さてグレンスクールですが、エモリーのキャンパス内、それもGBSから徒歩3分(フィッシュバーンデックの隣)という絶好の場所にあります。クラスはBaby(6ヵ月以上)からキンダーまであり、原則として毎週月曜から金曜の朝9時から12時迄(キンダーのみ火、木は2時迄)が保育時間となっています。長男はプリK(キンダーの準備クラス)、長女は3才児クラスに入ることができました。(それぞれ20人ほどのクラスに担任の先生が二人)。長男は5歳だったので、キンダーでもよかったのですが、キンダーは宿題があるなど、日本の幼稚園と比べると明確に小学校入学前の基礎学力、生活マナーなどの確立に重点がおかれているため、英語のできない長男にはやや酷かと思いプリキンダーにしました。

アメリカの場合、年齢によるクラス別けはそれぼど厳密ではないそうです。 現在(2000年5月)、入学後約1年が経過しましたが、我が家の場合、グレンスクールを選んだことは正解だったと思います。長男は驚くほど早くクラスに順応することができ、すぐに喜んで通うようになりました。長女は慣れるまでに2ヵ月ほどかかりましたが、その後は喜んで通っています。二人ともそれぞれ友達もできて、誕生会に招待されたりするなど楽しく過ごしています。『どうしてもいやがったら無理して行かせなくてもいいね』と話していた私たち夫婦には嬉しい誤算でしたが、これにはスクールの、子どもの自尊心を最も重要な優先事項とする、というポリシーが大きく作用したと思います。我が家の子どもたちは当初は全く英語が話せませんでしたが、(今でも多少の単語や簡単な会話ぐらいしかできません)それでも一人の子どもとして尊重されてきたように思われます。先生たちは子どもの悪いところや不得意なところを矯正することよりは長所や得意なことを見つけて褒めることに重点を置いているようです。

以上のように、わたしたち家族はほぼ100%グレンスクールに満足していますが、他の幼稚園や保育園に比べると保育時間が短いので、子どもを長い時間預けたい家庭にはやや不向きかもしれません。また毎年3月第一週に願書を提出することになっているため、クラスによっては親がGBSに合格した時点で既に定員一杯になっている可能性もあります。

詳細についてはGlenn School for Young Children: TEL 404-634-6494 までお問い合わせください。 あと、現地校を選択される場合、全てのお子さんが現地校の英語環境に順応できるとは限らないと思いますので、まずご家庭でよく話しあわれた上、またお子さんの状態をよく見極めた上で柔軟に対応されることをお勧めします。         

-www.glennschool.org/
-Glenn Memorial United Methodist Church

体験談:プレ・スクール入園記
 渡米時1才2ヶ月だった娘も2才を過ぎ、へんてこな日本語を話し始めた2年目の秋学期の数週間前、近くのプレ・スクールに娘を入園させることにしました。

日本では、まだ幼稚園、保育園にも行かない歳、何も無理に行かせなくても...とも考えました。でも近所に同じ年頃の日本人の子供がほとんどいなかったり、妻にとっても、日本だったらいろいろ助けてくれるであろう“おばあちゃん”たちもいず育児に追われる毎日。貴重な2年間に妻にも育児を離れ、いろいろなことをさせてあげたいし、娘にも友達をつくってほしいし、もちろん英語にふれさせるいいチャンス...

ところが、「子供は大人の数倍早く英語を覚える」とか「子供同士は言葉が通じなくてもすぐ友達になれる」と軽く考えていたのは大きな間違い、これは子供の側に受け入れ態勢ができてからの話でした。結局、4日トライしたものの毎回1、2時間で親が呼び出しを受け迎えに行くはめに。迎えに行くと、娘は大泣き状態で日本語で何か先生に訴えている様子、当然先生には理解してもらえず、不満は募り、おもらしはするありさま。どうしたものかと考えているうちに、娘は体調を崩し急きょ日本に帰ることに。病気は日本人の子供に特有の川崎病で即入院。ウィルス性との説が強い病気ですが、子供ながらにストレスを感じていて体も弱っていたのではないかと、親としてはかなり胸の痛む思いをしました。幸い後遺症もなく回復しましたが、今思い出してもつらい経験でした。 2ヶ月してアトランタにもどってきましたが、大事をとって(このときは)プレ・スクールは諦めました。

もちろん子供によりますが、何の問題もなくすんなり馴染むケースの方が実はまれのようです。もし当地でプレ・スクールをお考えでしたら、子供とよく話し合って本人納得の上で行かせることが、親子の信頼関係上、教育上必要かと思います。タイミングも大切。できれば日本語を話し出す前か、世の中には日本語以外の言葉があることをわかるようになってからの方がスムーズかと思われます。また、大好きな先生のいるところを探すのも効果的です。(子供には先生の第一印象がとても重要なようです。)

でも、あまり神経質にならないでください。何を隠そううちの娘、最近突然「幼稚園に行きたい」と自分から言いだし、トラブルもありますが何とか毎日通い始めています。(前述とは異なるプレ・スクールですが。)
<藤波 97>

体験談:Pre School
4歳の息子はエモリーから車で5分程度の所にあるMorningside day Out, Inc. (MDO) Pre Schoolに通っています。比較的小規模で、日本人は息子ひとりです。 保育時間は9:30-13:30(お弁当持参)と短いのが欠点ですが、友達もできて、毎日「楽しかった。」「また、明日も行く。」と言って楽しそうに通っています。以前は現地校に順応できるかという不安もありましたが、今は大変満足しています。行事やボランテイアに参加することにより、時間内の子供の様子をより知ることができます。
詳細は 、www.morningsidedayout.org/
                          <佐藤 03>

子供の学校 5歳の双子の息子達は、平日は現地校、土曜日は日本人学校に通っています。当地では当然ながら、祖父母等の親類による手助けが期待出来ない為、同年代のお子さんを持つ、他の日本人家族との交流は、"いざ"という時には非常に心強いものです。家族のいらっしゃる方については、近隣にどんな人が住んでいるかが、日常生活を快適に送る上で、特に大切です。 アトランタは予想以上に外国人が多く住んでおり、外国人子女に対する現地校の受け入れ体制も整っています。子供の教育について、ご両親がどう考えるかによって選ぶ学校が違ってくるので、もしご懸念・ご心配等のある方は、お気軽に家族のいる在校生にお尋ね下さい。 <梅澤03>


英会話
アメリカでは日本にくらべて、かなり安い授業料で英語が学べます。自分だけでなく奥さんにとってみても英語の腕を磨く良い機会でしょう。方法も下記に主なものを挙げてありますが、いろいろありますので、ご自分にあった方法を選ばれるとよいでしょう。

(1)教会
 一部の教会では、外国人向けに英会話を無料で教えてくれます。Toco Hills の近くにあるIntown Community Church(Lavista Rd)では、週2回(各2〜3時間)のレッスンで、クラスは8名程度の生徒に対し、先生が1名つきます。現在は、主に中国人、日本人が集まり3クラスにレベル分けされています。先生方は明るく親切で、クラスもアットホームな感じで、いつでも気軽にレッスンを受けることができます。

他にも、Dekalb Down Town, Buckhead地区に無料で教えてくれるところがありますが、教会によりレベルやレッスン内容はかなり違います。一度見学されると良いでしょう。また、教会内で小さいお子さんをレッスン中無料で預かってくれるベビールームのある施設もあります。

(2)大学のESL
Georgia Tech Language Institute, Georgia State University, Mercer University 上記3校は全てクオーター制で、一講座(約3ヵ月)の授業料は約1、200ドルです。大学のESLは留学生を対象に、アメリカの大学で授業を受けるのに最低限必要な英語力をつけることを目的としています。

(3)プライベートスクール
Berlitzu Inlingua
プライベートスクールは他の方法に比べると割高(大体1時間30ドルから40ドル)ですが、日本に比べれば安いので会話力を効果的に身につけることを目的としている方には、一つの方法だと思います。

(4)家庭教師
  教える先生により、値段は変わってくるでしょうが、大体1時間15ドルから25ドルぐらいだと思います。見つける方法としては、日本食料品店の広告を探したり、アメリカ人の友達に英語の先生を知っているかどうかを聞いてみたり、大学の掲示板に家庭教師の募集広告を出したり、と様々です。


体験談:妻の英会話学習
「せっかくアメリカに来たので少しは英語を勉強したい」という事で、私の妻は現在教会の英会話クラス(週一回)とボランティアの家庭教師(週一回)に英語を習っています。2人の子供が週3回しかプリスクールに通っていないので、この程度にとどまっていますが、子供がいなければ本人の気持ち次第でいくらでも習う機会はあるでしょう。特にボランティアの方の先生は私のクラスメートの奥さん(もちろんアメリカ人)で、同じ学年の日本人の奥さん3人と一緒に習っています。きっかけは秋学期の最初にあった“Spouse Meeting”で、妻がそこで知り合ったクラスメートの奥さんが英語を教えた経験があるという事を知り、家庭教師をお願いしたところ快く(しかもボランティアで)引き受けてくれました。ただ単に英語を習うだけでなく、Thanksgiving には彼女の家にも招待され、とても良い友達にもなっています。これは非常にラッキーなケースだろうと思いますが、こういう事もありますので、家族のいる方は家族向けの学校行事には積極的に参加される事をお勧めします。
<佐藤 00>

体験談:大切な家族のマネジメント
 留学前に、留学帰りの人に言われたことのひとつに、留学先で最も学んだことは何かというと、家族のマネジメントだ、ということがありました。英語のできる奥さんは別として、できない方は、日本にいれば何も問題のないようなことが、すべて問題になってきます。まず話し相手が極端に少なくなります。日本人の奥さんが周りに住んでいれば一緒に手芸をしたり、英会話学校に通ったり、同じ年ごろの子供がいれば、遊ばせたりということができますが、お互いのスケジュールがなかなかあわなかったりすることもあります。楽しいテレビ番組もありません(ビデオで借りることはもちろんできますが)。専用の車がなければまったく行動の自由がありません。そして頼みのだんなは、勉強に忙しくなかなか話し相手になれないという毎日が続きます。そのようなことが続くと、日本で生活していたならば発見されなかったであろうほころびが露呈することになるかもしれません。

それを、克服するためには、まず奥さんがやりたいことを、サポートしてあげることが不可欠です。行動範囲を広げるためには、英語の学校とか趣味のコース(エモリー大学にも、社会人対象の夜のプログラムがあります)に通うことが、最も良い方法でしょう。そうするためには、特に子供のいる家庭では家事の分担という問題が生じてきます。肩肘はることなく、できることから手伝うということが基本でしょう。私の場合には、よほど試験で忙しい時以外は、子供を保育園に送るとか、妻が教会の英語学校に行っている時は、子供の世話をするとか、掃除を分担するとかしていました。

それとあたりまえのことですが、会話を持つということでしょう。奥さんの話をよく聞いてあげることが非常に重要です(妻いわく私は落第)。寝る前にビールでも飲みながら、一日の出来事を話すだけでだいぶ違うでしょう。もちろん共通の趣味(たとえばテニスとか観劇とか)があれば問題はないでしょう。アトランタには、いろいろなレジャー施設や、文化施設がふんだんにあるので、その面では良いと思います。似たような家族構成のアメリカ人学生や他国からの留学生を自宅に招待したりあるいはされたりするのも、家族ぐるみの交際の輪を広げ、新しい世界を知るという意味で大切でしょう。家族のマネジメントとは、要は家族みんなが楽しみ(そして苦しみも?)を共有できるようにすることではないかと思うこの頃です。
<下田 95>


アミーゴ プログラム
正式名称はAmigo Friendship Family Programと言います。このプログラムはアトランタの大学に通う外国人学生にアメリカ文化をもっと知ってもらうために、アメリカ人のホストファミリーが留学生を自宅に招待し生の米国を見てもらおうというものです。アトランタの教会が設立したAMIS (The Atlanta Ministry with International Students, Inc.)が主催しています。私もマリエッタのホストファミリーの自宅に数度招かれ、楽しい時間を過ごしました。彼等との会話の中で自然とアメリカ人の考え方がわかってくるもので、クラスメートとのつきあいとはまた違う新しい経験ができたと思います。スリランカからのクラスメートはこのプログラムを通しあるアメリカ人の老夫婦と知り合い、今は孫同然の付き合いをしています。とにかくビジネススクール外の経験をするには良いプログラムだと思います(詳しい資料は、入学前のオリエンテーションの際、ISSPから配布される一式の資料に含まれています)。
<下田 95、須知 95、阿部 95>
同プログラムを通じて Thanks Giving Dayに ウッドストックにあるアメリカ人のお宅におじゃまする機会に恵まれました。奥さんが 家内と同じ年ということもあり、その後食事を共にしたり楽しんでいる様子です。家庭生活を円満に過ごすためにも、家内の友人作りに協力するのも一案かもしれません。その意味でも当該プログラムに感謝しております。
<太田 00>

-Tel 404-228-7748 or 7749
-Fax 404-228-7760
-E-mail:amis-inc@firstpresatl.org
-Web site www.amis-inc.org/

(出典: エモリー大学ゴイズエタ・ビジネススクールwww.bus.emory.edu/japan/index1.html)